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社長挨拶

マンション事業について 2009

マンション事業で最も大切な事は対応能力

 平素は格別のご高配を賜り厚くお礼申し上げます。

さて、弊社はマンション事業を始め5年の月日が経ち、お客さま2万世帯を超えて参りました。その間、様々な経験をさせて頂きました。

設立当初から2003年までの10年間、省エネや高圧設備の保安を中心とした事業であり、全てのお客さまは法人様でありました。しかし、マンション事業においては個人のお客さまが対象となったわけです。
マンション事業の開始当初、困惑いたしました。なぜなら電気をよく存じ上げられる法人様のお客さまから、全くご存知でないお客さまへの仕事にと変化したのです。
お客さまから求められる対応力が異なりました。そしてその対応力が全社員に行き渡っていくことが最も重要でありこの事業を行う絶対必要条件なのです。

そこで社内の文化及び体質から変えて行かなくてはならなかったのです。
・自分のことを犠牲にしてまでも有事対応する責任感のある技術者及びメンテナンス対応者。
・少しでも間違いがあればすべてのお客さまにもきちっと訪問してご説明する管理者及び請求管理者。
・事業の源泉である設備投資資金及び運営管理費を調達し続けることの出来る財務担当者。
・事業が絡む7つの法律を学び契約書にまとめることと、内部に教育できる法務担当者。
・管理組合様や管理会社様に信用をして頂ける営業担当者。
これらの人物を育てられるか?それがひとつでも欠けるとこの事業は社会的責任を果たせないと考えました。だからこそ、お客さまのためにも社内に対して厳しさを持ち、全社員に、『この事業は一度始めたら絶対に止めることは出来ないし辞めることもできない。なぜならマンションにお住いになられる方の社会インフラを預かる以上とてつもなく重い責任を求められる事業なのだから、それが辛いと言う方や理解できない方は去って頂きたい』と言ったのを覚えております。

中央電力の幹部メンバーとは経験と知識を身につけることは勿論のこと、24時間365日働く覚悟があるか?覚悟が無い者はこの事業に参加してはならないし、関わってもらっても駄目だと真剣に考えております。
現在、幹部メンバーはこの事業に誇りを持って取り組んでおります。

また電力事業を支えておられる既存の電力会社や関連会社及び経済産業省に対する責任も考えなくてはなりません。
2008年11月、社内に対し更なる厳しい空気感を作らなくてはならないと思わせた出来事がございました。
関西電力のお客様サポートセンター所長様にご招待いただき、社員20名で黒部第4発電所(通称くろよん)に行き、黒部ダムや水力発電プラントを作る人達の凄まじい執念と責任感を拝見させていただきました。
関西電力という会社の歴史と責任感の強さと先人達の思いの深さを学ばせて頂き、私はこの電力業界の偉大さを理解する機会に恵まれ、体が震えたのを先程の様に思い出されます。そして、この体験により、マンション事業を続ける更なる強い責任感が出て参りました。

この事業を継続させる責任を果たす為に、社内教育と内部・外部に向けた組織作り、強い財務基盤とお客さまにご安心頂ける体制作りに精進して参ります。

この2009年日本経済は再編や縮小へと向かう動きも多々ございますが、弊社はようやくこの事業をご理解いただけるお客さまや管理会社様が増えて参りました。しかし、まだまだ成長しなくてはならい事ばかりです。

何卒、叱咤激励をして頂き、私も含めた全メンバーを成長させて頂ければと思っております。
 

中央電力株式会社
代表取締役社長 中村誠司

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