2012年モデルのPHV(プラグインハイブリッド車)はかなりの販売数が期待されて
いるようです。
今回は、それらを支える電気インフラの観点から、今後マンション内で考えられる
大きな問題点をここで皆様にお伝えしたいと思います。

まず私が思いますには、マンションの駐車場にこれから先何十年もコンセントは
絶対に必要ないと言い切れる方が果たしていらっしゃるでしょうか?
私はそのような方はきっとおられないのでは無いかと考えております。

マンションにお住まいの方が電気自動車又はプラグインハイブリッド
(以下環境対応車と呼ぶ)の充電を環境的に行うことが難しいということは、
今後社会問題になるかもしれません。

充電器の設置を既に行われているデベロッパー様も中にはいらっしゃいますが、
マンション内にいくつかの充電器を設置する事は、将来入居者様の間で大きな
問題の火種になるのではないかと私は想像します。
環境対応車の台数が充電設備の数を超えない間は問題ないでしょう。
しかし、問題はその数が逆転したときに発生します。

例えば、充電を終えた方が、毎日タイミングよく充電終了時間に車を移動
して頂けるでしょうか?
所有者の方がいらっしゃらない間に、その方の車から勝手にコンセントを
抜いたり、その車を勝手に移動したりする事は現実的に非常に難しいのでは
ないかと考えます。

ですから私は、これからのマンションは1駐車場に付き1台のプラグが必要である
と考えるのです。

新築であれば、まず「配管を備える」という方法を三菱地所レジデンス様が採用
されます(セレヴ)。
その方法では設計の段階で全ての駐車場にコンセント対応が出来ることを十分
視野に入れ、幹線の電流許容も事前に計算される点、そして駐車場で発生した
電気代は駐車場料金に課金される点など、共用部分は組合資産であるがその中に
個人資産を設置するに際しての問題点を攻略すべく、徹底的に考え抜かれた方法が
採用されております。やはりさすがの対応だと敬服いたします。

『これからのマンションは関わり方として販売するまでの付き合いではなく、
社会的変化のあった際にも柔軟に対応出来る様に考え抜くという姿勢が大事である』
といつも仰っておられる姿に私も非常に感銘を受けます。

他のマンションデベロッパー様も、この問題に関しては “1駐車場1コンセント”
を是非検討して頂きたいと切に思う次第です。

既築マンションの場合、さらに問題は頭を悩ませるものとなります。共用部に
おけるコンセントは幹線の容量問題、課金問題、工事の問題等複合的にいろいろな
視野から考慮をする必要があり、分譲マンションではなかなか実現へと進みにくい
のではないかと思います。

そこで当社は一括受電を推進する企業としての責任を果たす為に、環境対応車用
コンセント設置のプロになり、それぞれの問題に立ち向かうつもりです。

既築ならではの困難な問題点を一つ一つ解決します。そしてマンションに居住
されていらっしゃる皆様に、不自由無く環境対応車をご利用いただく事の可能な
マンション作りをお手伝いすべく、努力して参ります。
既に解決策をお伝えできる準備も整いつつありますので、ご遠慮なくお問い合わせ
を頂ければ幸いです。

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